保護3か月経過※閲覧注意※

2025年8月30日土曜日

一時保護 猫の治療

t f B! P L

 当会にて管理している地域猫のじゃらんを保護してから3か月が経ちました。7月中旬に2度目の検査を行い、新たに判明した点について報告させていただきます。  

【腎臓病について】
血液検査の結果、腎臓の数値が悪化しており、ステージ3~4の腎臓病と診断されました(血液検査結果参照)。貧血もあり、歩行のふらつきや転倒の症状が出ております。















【肝臓の状態について】
血液検査には反映されておりませんが、エコー検査で肝臓に異常がみられました。詳細はCT検査をしないとわからないため経過観察となっております。
【鼻の炎症について】
重度の鼻の炎症により、鼻からの出血が断続的に続いております。腫瘍の可能性もありましたが、おそらく炎症であろう、との見解でした。下を向くとポタポタと血が落ちる、鼻から血の塊が出る、くしゃみの度に血しぶきが飛び散るといった症状があり、水入れや寝床が血だらけになることもあります(写真参照)










【推定年齢について】
当初、推定10歳は超えているだろうと思われたじゃらんですが、獣医師によると15歳程度ではないか、加齢による老衰と言って良い、というお話もありました。高齢猫に多いとされる甲状腺機能亢進症の検査も行いましたが、数値は正常値でした。
【心臓の状態について】    
1度目のエコー検査では、じゃらんの呼吸の状態が悪く、体を横にすることが難しかったため、短時間での検査しか出来ませんでした。2度目の検査では心臓の筋肉の厚さや血流など詳しく診ていただくことが出来ました。その結果、心臓の状態は正常で、現在は酸素吸入からは離脱しております。
【体重の減少について】
保護時3.5キロだった体重ですが、7月の検査時は2.6キロまで減少、その後も減少が止まらず、現在は2.2~2.3キロとなっております。食欲も落ちてきておりますが、ペースト状の介護食を自力で食べることは出来ています。自ら食べようとする気力がある間は強制給餌はしない方針です。
【今後について】
じゃらんの負担を考慮し、通院はせずに在宅での療養を続けていく予定です。月に1回、往診の先生に来ていただき、診察とサプリメントの処方をお願いしています。服薬については今まで効果が得られず、内臓にも負担がかかるため必要最低限の物以外は中止しました。悩みながらのお世話が続いておりますが、残された時間をじゃらんが少しでも穏やかに過ごせるようにしていきたいと考えております。引き続き当会の活動へご理解、ご支援いただけますと幸いです。


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愛知県半田市で地域猫保護活動を行っている市民団体です。地域猫エサやりボランティア募集中。地域猫用のフード等の寄付も随時受付けております。(半田市団体登録番号351)

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